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2005年 02月 01日
動き出した計画
さあ、いよいよ計画始動。って物事はそう簡単には進まない。自分一人で住んでいるならまだしも、家族を抱えての大冒険…。しかも、買って数年しか経っていないマンション。住宅ローンだって返済が始まったばかり…課題は山積みで、どこから手をつけようかと思っていたが、やはり一番の難所から手を付けることにした。なにを隠そう「家族の説得」である。 夫婦というのは上手くできているのか、どちらか一人が暴走すると、自然と止める力が働いてしまうのか、当然のごとく「そんなの無理でしょ」と妻はあっさり一言。 さあどうする。こうなったら進めるしかないと腹をくくり、当時住んでいたマンションの売却査定依頼からはじまり、住宅ローンの借り換え試算、両親の説得などなど。渋る妻を尻目にやるしかないのである。 そんな苦労続きの最中、運も味方をしてくれたのか、当時住んでいたマンションが初めて見学に来た方に気に入られ、わずか販売開始1週間であっさり売れてしまうという喜ばしい緊急事態も発生。早く売れてうれしい反面、不動産会社に払う手数料ってどうなるの…はい、しっかりと正規の金額を支払いましたよ。ちょっと値引きしてほしかったなあ(苦笑) だって販売開始から一週間しか経ってないし、折り込み広告だって1回出してもらっただけだし、見学に来る人のためにスリッパまで新調したのに・・・とケチなことを思いつつ次の一手を探るのであった。 はじめまして〜建設組合結成! マンションの売却も無事終了し、コーポラ完成までの間の仮住まいへと引っ越し。3年余りしか住んでいなかった土地ではあるが、いざ引っ越しとなるとちょっと寂しい気もしつつ、無事終了。そうこうするうちにいよいよ建設組合結成の日がやってきた。はじめて入居予定者達が顔を合わせるという記念すべき日なのである。 「はじめまして〜」なんだか妙に緊張する。これから長いつきあいになるであろう人達なので、どんな人達なんだろうと興味津々。ちなみに建設組合は総勢6世帯(しかも子供がいる世帯がなかった)で、年齢もほぼ同世代ということで、あっという間に意気投合。行事もそこそこにそのまま流れるように2次会へ突入。なんだか昔からの仲間と飲んでいるような気分でお酒も進み、テーブルの上には焼酎やらワインのボトルがゴロゴロ。気がついたらもう真夜中だった。さあみんな、早く帰らなきゃ。 インターネットが人々の生活にここまで影響を与えると思っていた人はどれくらいいただろうか。様々な世界で良くも悪くも私たちの生活に影響を与えているが、今まで考えもつかなかったところに影響を及ぼしているのである。 今回の事例も、インターネット無くしては始まらなかったことであり、「インターネットが運命を変えた」のではないか。インターネットを通じて見知らぬ人同士のコミュニティが形成され、コーポラティブハウスが実現していく。 インターネットとともに歩む人々にとっての「新しい住まいの形」かもしれない。
by sanchac
| 2005-02-01 22:37
| コーポラ体験記
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